DA8 1RELAY ACCESSORY DECODER           販売終了         2016/07/21 更新


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SIZE(37 * 25 * 7mm) 

ドキュメントダウンロード :DA8 MANUAL (pdf)

 

1.概要

1.1 DCC/ANALOG共存設定

1.         一般的に、DCCをレイアウトに導入するときに、分岐器については 常時通電するために非選択式に変更しますが、もし完全にDCCを導入するのでないのであれば、駅構内線路は選択式にしておきたいかもしれません。DA8はまさにこの用途に適合します。DA8DCC/ANALOG共用設定)では、デコーダ的な動作ではありません。

2.         DA8では、DCC信号は送電するが、ANALOG信号はブロックするという機能を実現します。この機能により、ANALOG運転時には、分岐器内の線路には、分岐器の開通により通電され、DCC運転時には分岐器の開通方向にかかわらず通電されることになります。

3.         分岐器を完全に非選択化する場合には、DA8が2機必要ですが、本線側については非選択(常時通電)で良いのであれば、DA8は1機で十分です。

 

 

4.         また、中間駅や待避線のような場合では、以下のように駅構内線、待避線に各々通電するという考えで配線すると良いでしょう

 

1.2ヤード送電制御設定

ここではレイアウト上に、貨物ヤードもしくは電車区を設置しているケースを想定します。

1.         DCC専用レイアウトだからといって必ずしも常時通電したくない場合があります。たとえば、室内灯を装備した列車などは無駄な電力を消費します。もしくは、単に留置しているだけであれば室内灯などは消灯しておいても良いかもしれません。

2.         DA8ではDCCシステムを停止しても、送電スイッチの状態を記憶しているので、毎回送電操作をする必要がありません。

3.         DA8では、DCC送電開始時に即ヤード区間へ送電開始するわけではありません、一定時間遅らせてから、送電開始します。この機能は、DCCレイアウト上に多数の列車が存在する場合に有効です。なぜなら、ある種のデコーダ等では内部にコンデンサが存在したり、電球タイプの室内等が多数ある場合、DCC送電開始時、大電流が流れることになり、場合によっては保護装置が作動するケースがあります。DA8によって送電区画を区切ることにより、送電開始時間が乱数化され分散されるので確実にDCC電源投入が可能となります。

 

 

1.3 内部構成

 

 

2. 導入

2.1 結線方法

PGM

2本の黄色の線を接触させて、電源を投入するとプログラミングモードになります。

Relay output

リレー出力。 出力ONで2本の線が開通します。

DCC in

DCC入力

 

2.2 LED表示説明

リレー出力状態表示

リレー出力 ON:点灯  OFF:消灯

内部状態表示

DCC入力かつ内部初期化後:点灯
ANALOG
入力時:約1秒間隔で短く点滅

 

 

2.2 CVプログラミング

3.デコーダ製品保証について

4.品質性能試験結果

品質試験概要

項番 テスト項目 NMRA規定値 実測値

結果

1 "1" BIT MARGIN

52 <-  ->64 (usec) 

 <- ->

2 "1" BIT DUTY

 -

<- ->

3 "0" BIT MARGIN

90 <- ->10000 (usec)

<- ->

4 BAD ADDRESS

-

-  

5 BAD BIT

-

-  

6 ALL ADDRESS

1<- -> 2044

CV Program

 -

Paged Mode ->
Direct Mode ->
OPS Mode ->