DF5r6(ヘッド&テールライト + 1FX デコーダ) 生産完了 2006/11/14 更新
DF5r6(SIZE 26.5*11.5*2.5mm)
※DF5.5のリードレスバージョンです。DF5.5自体はコネクタ入手困難により生産終了いたしました。
配線材(赤、黒、白、黄、青、緑)は付属しています。
DP1定義(DF5.ini)
ドキュメントダウンロード :DF5 MANUAL (pdf)
全スケール対応
白熱灯対応
ヘッドライト、テールライト対応、ディレクショナル機能
停止時ヘッドライト減光システム
既存のヘッドライトテールライトの基板加工を最小限で取り付け可能。
DF9r4の高出力版 + 1FX
項目 |
内容 |
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動作電圧 | 7V - 22V (絶対定格 22V) | |
出力電流 | F0,F1 | 各々 MAX 300mA 700mW F0,F1は同時に点灯しません(仕様) |
F3 | 0.7A 瞬間3A(10msec以内) | |
合計 | 連続 0.7A 瞬間3A(10msec以内) | |
アドレス設定 | 1 - 10239 | |
プログラミングモード | 全プログラミングモード |
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総括制御 | 対応 | |
CV値リセット | CV8=103の書き込みでリセット | |
DC運用 | 線路電圧 約5V以上で動作します。 停止ギリギリの電圧では動作が不安定になります。 ※PWMパワーパックでは正常に動作しません。 |
DF5は、ヘッドライト及びテールライト対応デコーダです。一般のデコーダと大きく異なる点は、電車、気動車列車の運転台、つまりヘッドライト及びテールライトを前提にした仕様です。
一般のデコーダは機関車等を想定しています。この場合、FL機能とはあくまでもヘッドライトのコントロールであり、テールライトと共用した場合、ヘッドライトを消灯してテールライトだけコントロールすることは不可能です。(個別ファンクション操作を行うしかない。)
DF5では、片運転台の車輌を想定して、F0をヘッドライト、F1をテールライトに設定してあります。したがって、ヘッドライトは、前進しているときだけ、F0によって点灯することができ、テールライトは、逆行しているときのみ、F1で点灯することができます。(デフォルトでは逆行時常に点灯する仕様です)
最近の列車は常にヘッドライトが点灯されていますから、DF5でなくても不自然さはありませんが、一昔前の列車を再現するときには効果的だと思います。
ファンクション機能詳細
F3について、F3は、Headlight,Taillightと異なり、V+(青)とF3(緑)間に接続します。
※電源強化用、電解コンデンサについて
DF5では、一時的な集電不良によって”瞬定”が発生しても、ライトのチラツキを最小限に抑えるために、外部に
電解コンデンサを接続して、デコーダ電源の強化を図ることが可能です。
電解コンデンサの選定は、耐圧30V以上で、47uF〜1000uF程度の範囲で選定します。搭載スペースの許す限り
容量の大きなものを選定すると良いでしょう。大きすぎると(1000uF以上)、デコーダの整流回路に負担がかかるので
注意してください。
※取り扱いについて
基板が薄いので、大きくたわむとクラックがはいり故障の原因となるので注意してください。
2003.12.11実施
番 | テスト項目 | NMRA規定値 | 実測値 |
結果 |
1 | "1" BIT MARGIN |
52 <- ->64 (usec) |
47<- ->85 |
合格 |
2 | "1" BIT DUTY |
64:41(39.0%) -41:85(67.5%) |
合格 | |
3 | "0" BIT MARGIN |
90 <- ->10000 (usec) |
65<- ->12000 |
合格 |
4 | BAD ADDRESS | |||
5 | BAD BIT | 合格 | ||
6 | ALL ADDRESS |
1 <- -> 10239 |
||
7 | ALL CONSIST ADDRESS |
1<- ->127 |
合格 | |
8 | CV Program | Paged Mode ->ok Direct Mode ->ok |