DEP#3 (据置型デコーダ)  \15,500-        2021/06/16 更新


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標準添付

  • ACアダプタ (12V 1A)
  • 出力コネクタ

外形寸法
(88*37*19mm) 突起物を除く 

 


DEP#1のローコスト版です。主な違いは以下のとおり。

- LCD表示の削除
- 最大出力 2
- 簡易的な設定変更(コマンドステーションを使わない場合)以下のとおり
- 全リセット
- BEMF (on/off)
- トルク制御(on/off)
- 加速 設定 (CV3=0 or 10)
- 減速 設定 (CV4=0 or 10)
- 最大電圧設定 (CV5=128 or 255)
- 最大電流設定 (CV205=80 or 150) 

 

 

※DEP#3を細かく設定するためには、別途 DCC機器が必要となります。ドキュメントダウンロード : 

製品説明書

DEP3_manual.pdf
※製品説明書は、WEBからダウンロードのみです。製品には添付していません
          CVリスト DEP3_CVLIST.pdf

DP1定義 

DEP3.ini


1.概要

     1. 本製品は、DCCデコーダに、方向切り替えスイッチと、出力調整スロットルがついたものです。 
2. ACアダプタを接続すれば、BEMFパワーパックとしての使用が可能です。 
3. 本製品は、2つの使い方があります。 1つめは、デコーダ搭載前のモータ、車輛の特性チェックです。また、BEMFの効果など、事前の走行感を確認することが可能となります。 
4. 2つめは、そもそもDCC化しない、もしくはスペースが無いなどの理由で、デコーダを搭載しないが、BEMFを使用したいという、パワーパックとしての使い方です。 
5.  各種設定項目は、CV値として格納しているため、DCCシステムが必要ですが、BEMF、リセット等の簡易設定は、設定ボタンにより設定変更が可能です。 
6. 本製品には、安全上の理由で電源スイッチはついておりません。ACアダプタをコンセントからその都度抜き差ししてください。
7. 本製品は、PWMパルス出力です。パルス出力に不適当とされる車輛に使用しないで下さい。
10. BEMFは、すべての車輛で効果が確認できるわけではありません。
11.LED等、照明装置がチラつく可能性があります。
12.集電状況が悪い場合には、動作が不安定となります。
13.本製品を安定化電源装置としての使用をしてはいけません。

 

youtube デモ掲載(Zスケールでの走行テスト風景です) DEP#1 でのテストですが基本性能は同等です。


ループの登り下りを安定して走行します。
一定の速度で走行するように出力が自動的に調整されるので、手放しでも、ジェットコースターのようにはなりません。
2台の、DEP#1を使用しています。

 

with BEMF, VT11.5 - YouTube

先頭、最後尾の2動力車の構成ですが、安定して走行するようです。
照明もいいタイミングで、明るく点灯しています。

※この例は、相性のきわめて良い状態だと思います。車両によっては、照明が点滅してしまうこともあります。DEP#1は、PWM出力をさらに、断続的に調整しているので相性が悪い場合には、ガクガクとした走行となります。

 



 

 

2.仕様

 

項目

内容

DCC動作電圧

7 – 22V(絶対定格)

出力電流

MOTOR

連続 2A   瞬間7A(50msec以内)  
※出荷時は MAX:0.8
Aに設定しています。

PWM周波数

16KHz
ただし、BEMF有効時は、約100Hzの周期でモータ逆起電力を取得する為に、出力を一時的にCUTするので、多少振動します。

加減速

対応

Speed Step

14,28,128 ステップ
start , mid , max 
27スピードテーブル

アドレス設定

1 - 10239

プログラミングモード

全プログラミングモード

総括制御

対応

CV値リセット

CV8=103の書き込みで出荷時状態にリセット