DE5 (動力車デコーダ) 販売終了 2018/10/18 更新
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SIZE( 61 * 30 * 13 mm)
DP1定義(DE5.ini)
ドキュメントダウンロード :DE5 MANUAL (pdf)
DE5は独立2MOTOR仕様です。しかも進行方向に応じて出力バランスを崩すことが可能です。これは、BigBoyやChallenger等にみられる、単式関節型の蒸気機関車のようにシリンダーが2系統ある場合有効に機能します。
設定により、蒸気機関車の編成引出し時の空転現象を発生させ易くします。
DCCでは、モータの駆動方法は、PWM方式が一般的です。しかし、搭載車両がブラスモデルも場合、PWMの振動がブラスに共鳴して聞くに堪えないノイズを発生する場合があります。これを回避するためには、PWM周波数を可聴域外(10KHz以上)にすることが一般的です。いわゆるサイレントデコーダと呼ばれます。DE5では、このPWM信号に対して、LCフィルターを適用することにより、直流化します。LCフィルタのためのコイルは大きくなってしまいますが、ハイエンドブラスモデルに相応しい駆動出力を提供します。ただし、DC駆動については、BEMF駆動とは対極の位置にあり、高品位のコアレスモーターと駆動伝達装置により効果を発揮いたします。
1. 8FX独立制御
2. キー割当て変更
3. アメリカ型ファンクション
4. 日本型入換標識灯
5. ブレーキランプ
6. 前照灯停止時減光機能
7. 連結面消灯機能
システムプログラム更新が可能となっておりますので、有償もしくは無償により弊社にてプログラム更新が可能となります。
MT1,MT2の出力バランスを意図的に崩すことによって、単式関節機型蒸気機関車の編成引出し時の空転現象を発生させ易くします。出力バランスだけでなく、MT2の起動タイミングを調整することにより、明瞭な効果を期待しますが、動力装置によっては起動タイミングは同時で無ければなりません。
ここで、MT1とは進行方向に、向かって前方のモータを意味します
1. MT1へのSpeed指令が、MT2 Start値に達した時点で、MT2を起動する。
2. MT2はMT1のSpeedまで設定したモーメント値により加速する。
3. MT1のSpeedが増加した場合にもモーメントは有効で、MT2は遅れて追従する。
1. MT1が減速する場合、MT2は即座に追従します。
2. MT1が、MT2 Start値より小さくなった場合でも、MT1に追従し、MT2は停止しません。
3. このとき、MT1が増加に転じても、MT2 Start値より小さいので、加速はしません。
項目 |
内容 |
|
DCC動作電圧 |
7 – 27V(絶対定格) |
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出力電流 |
MOTOR |
連続 3.4A * 2モータ |
FUNCTION |
8FX *1A |
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TOTAL |
連続6A |
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PWM周波数 |
DC ( リプルを含みます) |
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加減速 |
対応 |
|
Speed Step |
28,128
ステップ |
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アドレス設定 |
1 - 10239 |
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プログラミングモード |
全プログラミングモード |
|
総括制御 |
対応 |
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CV値リセット |
CV8=103の書き込みで出荷時状態にリセット |
項番 | テスト項目 | NMRA規定値 | 実測値 |
結果 |
1 | "1" BIT MARGIN |
52 <-->64 (usec) |
42<-->66(usec) |
|
2 | "1" BIT DUTY |
64:41(39.0%)<-->41:89(68.5%) |
||
3 | "0" BIT MARGIN |
90 <-->10000 (usec) |
89<-->12000(usec) |
|
4 | BAD ADDRESS | |||
5 | BAD BIT | OK | ||
6 | ALL ADDRESS |
1 <--> 10239 |
OK | |
7 | ALL CONSIST ADDRESS |
1<-->127 |
OK | |
8 | CV Program | Paged Mode -> Direct Mode -> OPS Mode -> |