LU7(LED点灯用 整流 & 定電流UNIT) LU7r2へ移行 2018/02/20 更新
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DCC完全対応
CRDより低電圧で安定した定電流回路
LED専用
外部コンデンサ接続によるチラツキ防止
高速ブリッジ整流器使用により汎用電源として使用可能。
DCCを日本型の車輌に使用する場合、室内灯全てに、デコーダを装備することにはコストがかかります。
また、純正の白熱灯をDCCで使用した場合、熱くなりすぎることと、全体の電流消費が増えてしまう問題点がありました。
そのために、超高輝度LEDの利用が徐々に普及してきましたが、整流回路の組込みが以外に容易でなく、また適切な抵抗の選定にも煩雑さがありました。
特に、DCC電圧は一般的に 12V-16Vとアナログシステムの線路電圧より高く抵抗器の選定が難しくなります。
そして、室内灯では、ヘッドライトより光量の変化が目立ちがちです。
LU7では、デコーダでは無いので、常点灯状態にはなりますが、定電流回路を装備しているため、DCC、DC運用に容易に組み込める機器です。
LU7で使用している定電流回路は、CRDを使用していません。これは、CRDを使用した場合、印加電圧が低い場合定電流特性があまり良くないからです。LU1Kでは、約5V(白色LEDの場合)から定電流特性が発揮されます。
項目 |
内容 |
動作電圧 | 0V - 27V (絶対定格 40V) 推奨 15V以下(※素子が発熱します) |
出力電流 | 約9mA定電流 ※ -> 新規製造分より 9mAに変更いたします。(発熱対策) ブリッジ整流出力は、0.1A程度まで許容 |
※接続ランドにスルーホールタイプとノンスルーホールタイプがあります。直販のみスルーホールの指定が可能です。
スルーホールの場合には、裏面でハンダ付けすることが可能ですが、裏面が車体の金属部分に接触してショートさせないように絶縁してください。
15mAのCRDを使用した場合と、LU7を使用した場合で、白色LEDを点灯したときの、入力電圧と白色LED点灯電流を実測してみました。
どちらも、同じダイオードブリッジを使用しているため、その降下電圧(1.6V)
+ 白色LED順方向電圧 (3.6V) = 5.2Vを越えたあたりから、点灯してほしいのですが、LU7は、ほぼ期待通りの性能を示しますが、CRDの場合は、10Vくらいまでは徐々に明るくなっていることがわかります。
※ -> 新規製造分より 9mAに変更いたします。(発熱対策)