BATCH JOB 連動制御                    更新2016/07/14

 

BATCH JOBとは、本来コンピュータ用語ですが、鉄道信通らしく連動制御と呼び名をつけました。


  1. 連動名に割付けた実行リストが表示されています。
  2. 実行のチェックボックスをチェックすると、実行リストにある処理を順番に実行していきます。
  3. "sw#123 t on"は、アドレス 123のポイントを thrown側でonにするという意味です。
  4. SW命令の実行結果は ”SW制御の”チェックボックスに反映されます。
  5. wait 1.0 sec は 1秒の待ち合わせをするということです。
  6. 実行リストをすべて実行すれば、チェックボックスは自動的にクリアされます。
  7. 実行中に、チェックボックスをクリアすると、実行は中断されます。
  8. この連動制御は、条件分岐が及び繰り返し処理がないので実行管理が簡単です。
  9. 複数のチェックボックスを同時にチェックした場合、同時に処理が実行されます。並行動作数の制限はあります。
  10. 連動名ごとに個別のテキストファイルにより管理されます。
  11. 今後の開発により、外部入力スイッチやセンサーのイベントによって、連動名の実行を可能とします。
  12. 本機能は DP1 v.35からの対応です。
  1. 連動名のリストは、マウスのドラッグで順番の入替が出来ます。
  2. 実行リストの処理の実行の順番もマウスのドラッグで順番の入替が出来ますが、編集ロックを外す必要があります。

 

  1. 連動名を選択して、右クリックをすると、編集メニューが立ち上がります。

 

 
  1. "Edit Batch"では、連動処理の定義ファイル名の管理を行っています。
  2. 拡張子(ini)や、ディレクトリは固定になっています。
  3. ひとつの連動処理は、ひとつのファイルで記述されています。
  4. 連動処理内容の編集のロックを外せます。

 

 

  1. 編集ロックをあらかじめ外しておきます。
  2. 実行リスト上で右クリックをすると、メニューが立ち上がります。
  3. 実行リストの個々の処理の追加、削除が可能です。
  4. 処理の順番は、マウスのドラッグで変更できます。
  5. CTRL+ドラッグ&ドロップで処理のコピーが可能です。
  1. 具体的な処理をここで設定します。
  2. ”説明”は単なるコメント欄です。
  3. "cmd:"では現時点では、リストボックスにより、2種類の処理を選択できます。
  4. SWアドレスは直接入力します。
  5. "param:"は、SWに関するパラメタです。リストボックスにより選択します。
  6. ”試行”のチェックボックスで、実際に処理を実行させることが出来ます。
  7. 更新ボタンにより、変更が確定します。
  8. ダイアログを閉じなくても、前後のリストへ移動することが出来ます。
  9. 処理編集ロックは、選択した、実行処理のみのロックを外すのではなく、実行リスト内の処理全体に対し有効です。
[CFG]
IS_DCCX_BATCH=1
BATCH_NAME=XX駅2番線上り出場
[PROC LIST]
10=sw#123 t on てすと
20=wait 1.0 sec 
30=sw#5 t on 
40=wait 1.0 sec
50=sw#1 c on 
  1. 連動処理ファイルの内容です。直接編集することも可能です。
  2. 連動名のメニューでインポート、エキスポートできます。
  3. [PROC LIST]の項目が、実行リストです。
  4. =の左辺が 10,20..50と連番が打たれていますが、現時点では、未使用です。

 

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