使用上の注意とトラブル対処
更新2011/12/20
1.取り扱い
- DP1において、USBケーブルの抜き差し、ならびに、DCアダプタの取り外しの際は必ず、DccPgm1を終了したで、
行ってください、ハングアップ等のトラブルの原因となります。
- ハングアップしたりアプリケーションが異常終了した場合には、DccPgm1を終了の上、USBケーブルの再接続を行ってください。DP1にはリセットボタンはついておりません。
2.USB電力について
- DP1は、DCC信号を送出するために、最大500mAの電力供給を要求します。
- 特に、瞬間的に最大電流まで達するために、電源の弱いPCを使用している場合、あるいは
- USBハブを経由して使用している場合には、急激な電力要求に耐えられずに、パソコンと共にハングアップするケースがあります。
- 逆に、デコーダ設定時に、最大電流を要求するのは極わずかな時間(10mSec以内)なので、明らかに電源能力オーバーなのに問題なく動作することもありますが、上記のことを十分留意してご使用ください。
- 十分に容量のある、外部電源を接続している場合でも、DCCに接続しているモータからのサージ電流により、ハングアップするケースもまれにあります。
- 内部的には、電源のフィルタリングとサージ対策はしておりますが、完全に絶縁しているわけではないので注意してください。
3.電磁波対策について
- DP1はUSBを使ったコンピュータ機器ですので、強い電磁波(ADSLモデム程度)が内部で発生しています。
- DP1専用ケーブルに取り付けられている、”フェライトコア”と呼ばれるものを使っている限りにおいては、
- VCCI自主規制値、FCC ClassBの規制値はおそらくクリヤできています。(※3m法を使用しての、認定されていない電波暗室内での測定ですから、公的な証明にならないことを承知しておいてください)
- しかし、テレビ、ラジオのそばでの使用は、雑音、画面の乱れ等、障害を与える可能性があります。
- 機器内部でも対策は施しておりますが、特にUSB BUSパワー(外部DCアダプター未使用時)に直接ケーブルを取り付けて
(フェライトコア無しの状態)使用することは絶対避けてください。
4.コマンドステーション及びDCパワーユニット機能について
- 電力消費の少ない車輌の場合には、USB BUSパワーのみで動作しますが、DCC電圧低下によりデコーダ側が異常動作する可能性があるので気をつけてください。