NGDCC RemoteThrottle for Android                       更新2016/07/21

赤い箱 をLAN経由でリモート制御


  1. 家庭内LANでDP1が接続されたPCとAndroid端末がWiFi無線で通信できることが要件です。
  2. Android用のスロットルアプリは、無償提供です。
  3. マルチファンクションデコーダの操作が可能です。アクセサリは現バージョンでは対応しません。
  4. プログラミング機能はありません。
  5. 稼動に際しては、ネットワークの知識が必要な場合があります。この場合、永末システム事務所による対応は有償となります。

    "赤い箱" 稼動のPCからインターネットに接続できていて、かつ自宅で無線LANでandroid端末が動作している場合、容易につながります。
  6. 従来からのIP通信規格、Ipv4を使用しています。

 

 

Androidアプリ入手先:

Google play:

PCから、

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dccx.dccremotethrottle

もしくは、android端末のGoogle playより検索

"DCC Remote Throttle for DP1"

 

ccPgm3は、最新バージョン(DccPgm3 Version 9.2 2014.2.11 以降)を使用の事。

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  1. DccPgm3とandroidアプリは、同一LANセグメントに無ければなりません。
  2. PCは、無線LANで稼動していても問題ありません。
  3. PCとandroid端末を直接WiFiで接続することは出来ません。必ず、WiFiルータ経由となります。

 

 

 

PC側の設定:

DccPgm3の最新バージョン(DccPgm3 Version 9.2 2014.2.11)をインストール

"CFG"を押して、"DCCX CFG"にて、"DCCLAN ENABLE"をチェックする。

DccPgm3の再起動が必要です。
DccPgm3再起動後
DccxLan〜がログ画面に出力されていれば成功です。

"DccLan ver1" の ver1というのが重要で、Androidアプリのバージョンと一致している必要があります。
"MagicNumber"というは、Androidから最初に接続するときのワンタイムパスワード的なものです。

"0202"となっていますが、プログラムを起動するたびに、この数字は変ります。

端末リストは、接続に成功すれば作成され、保存されます。

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Androidから接続:

アプリをインストールして、起動直後の画面です。

DCC Remote Throttle v.1 の "v.1"が重要です、PCアプリのバージョンと一致している必要があります。

Ip address が "0.0.0.0"となっている場合には、ipネットワークには参加できていません。Wifiを確認して下さい。

"192.168.1.103"とは、Class C "192.168.1.0"のプライベートネットワークと推定できますが、この情報をもって、PCと同一セグメントに参加していることの証明にはなりません。

PCに表示された、4桁の"Magic Number"を入力して、
「Connect to Command Station」 ボタンを押して接続に成功すると「Connected to PCコンピュータ名」と表示されます。

一度接続に成功すれば、次回からは、Magic Numberは入力する必要はありません。

 

これで、PCとAndroid端末の接続は成功しています。

Androidからの操作を許可するには、チェックボックスをONにします。

チェックボックス OFFのものは、「Clean unsel List」ボタンで削除できます。

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列車の選択:

「Train List」ボタンを押すと、PCから列車のリストを取得します。

列車を作成したり、アドレスを変更する機能はなく、そういった作業は全て、PCで行います。

最新の列車のリストは、随時、「Train List」ボタンにて取得します。

「Operation」ボタンで運転を始めます。

PCに設定されている、列車リストをAndroidで取得しています。

「外部スロットル」をチェックしないと、実際の運転は許可されません。

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列車の運転:

「Operation」ボタンで画面を開くときに、現在のPCでの列車運転の情報をコピーしてきます。

別の列車を選択する場合には、左下の戻るボタンで、前の画面に戻れます。なお、このボタンは、Androidの機能で、OSバージョンで端末本体のボタンだったりします。

 

速度設定は、バーですが、細かい動きは難しいので、

「--」[++]ボタンによって、ステップ調整が可能です。

 

「外部スロットル」をチェックしないと、実際の運転は許可されません。
リモート状態になれば、Android端末の操作は全て、PC画面で反映されます。

この状態でもPC側の操作は可能ですが、この操作はAndroid端末には反映しません。異なる状態になることを許容しています。